6Aug
旅行好きの人はもちろん、あまり旅行の行く機会がなかった方も、妊娠した事により時間の余裕が出来たり、出産すると夫婦で過ごす時間はほぼなくなる為、妊娠中2人で旅行に出掛けようと計画される方も多いと思います。
まず、旅行へ行くとなると妊娠中のお宿探しも今までとは違う視点で探すことになります。また、心配事や不安などを残さぬよう計画を立てる事が大切です。
ただでさえ、妊娠中は流産やお腹の張りなどの心配事がある中、旅行で楽しむ為にはそれなりの準備と確認が必要になります。
また、海外への旅行の際には、長時間の飛行や気圧の変化によるお腹の張りや出血の心配もあります。
旅行先での、緊急時の処置や対応をしてくれる病院を調べ確認が必要です。事前に、担当医に確認し飛行機や行き先の相談をしましょう。海外旅行となると、日本のように旅先での受診が簡単ではありません。心配や不安事を残さないように準備する必要があります。
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時期はいつからがいいか
一般的に妊娠初期の12週未満で流産の割合が高くなってます。この時期に旅行へ行く事は控えた方が良いでしょう。
行って何かあった場合は、自己責任となり後悔してもしきれません。また、つわりがある方は1番しんどい時期となります。中には、妊娠している事は知らず妊娠初期に旅行へ行った方もおられます。
妊娠後期になると、お腹が張りやすくなり中には切迫早産で絶対安静の方もいます。もちろんトラブルがある方の旅行は危険です。それに、臨月近くなると、破水の心配もあります。
1番安心して旅行へ行ける時期は、妊娠中期となります。もちろん、妊娠中のトラブルは個人差があるため、全ての人に当てはまるわけではありません。
どの時期に行くにしても、医師に確認しておくと安心して旅行へ行き楽しむ事が出来ます。私が医師に確認したことは、長時間の車移動、温泉は大丈夫かどうか。まず、長時間の車移動は自分が運転しなければ良いとのこと。温泉も、問題ないとのことでした。
私の場合は、妊娠初期に1回、妊娠7ヶ月に2回、9ヶ月に1回行きました。
妊娠初期の1回は、妊娠に気付く前でしたが、体調があまり良くなく、つわりがあり食事がほとんど食べれませんでした。私の体験から、妊娠初期は十分に旅行は楽しめないので避ける方が良いでしょう。
また、9ヶ月の旅行も避ける方が良いと多く見かけますが私の場合は、お腹の張りもなく体調も良く、検診でトラブルの指摘もなかったので行きました。
移動手段
旅行へ行く移動手段は、距離によっても様々ですが、車、電車・新幹線、飛行機があります。
まず、車は荷物を持って乗り継いだり、時間を気にする事もなく、気分が悪くなったら途中で休憩を挟む事もできます。
他のお客さんと一緒ではないので、楽な大勢で好きな音楽を聴き、パートナーとの楽しい会話をしながらリラックスして行けるのではないでしょうか。
しかし、渋滞にはまればトイレに行きたくてもなかなか行けません。妊娠中のトイレ事情は、本当大変です。お腹が大きくなるにつれて、私もかなり頻尿になりました。
次に電車や新幹線は、通勤時間などのラッシュを避ければ、比較的揺れも少なく時間通りに目的地に着く事が出来ます。
お腹が大きくなるにつれて、膀胱を圧迫し頻回になる尿意も移動しながらトイレにも行けます。しかし、気分が悪くなったとき簡単に外へ出る事も出来ず、途中下車してしまうと次の電車や新幹線にも影響して思い通りに目的地に着かない心配もあります。
次に飛行機ですが、移動時間が短いのが利点です。しかし、お腹が大きくなった妊婦には、同じ姿勢で居る事はかなり辛いです。足のむくみに悩まされる方も多いはずです。
また、飛行機は気圧の変化から妊娠中の心と体のバランスの崩れから、環境の変化に敏感になり対応しきれないこともあります。
貧血気味の妊娠中は、目眩や吐き気などの症状が出る事があるので、飛行機を選ぶ際は、体調も安定している妊娠中期で利用しましょう。
宿選びと確認事項、注意点
今は旅行会社や、宿探しのサイトでもマタニティ旅やマタ旅と言って、妊娠中の旅行プランもよく見かけます。プランの中には、マタニティには優しい枕やクッション、料理のメニューに細かく対応してくれたり、マタニティウェア、宿泊時の体調不良の際に病院を案内してくれたりと細やかなサービスを設けているお宿も多くあります。
妊娠中は、マタニティプランがあるお宿にすることで安心して宿泊出来るかもしれませんね。
また、温泉は温度が高めで調整できない事もあります。貧血気味の妊娠中は、のぼせから立ちくらみなど転倒の危険性もあるので十分注意しましょう。また、大きなお腹で大浴場へ1人で入るには勇気と危険性もあります。露天風呂客室や、貸切風呂などがあるお宿をおすすめします。パートナーと気兼ねなくゆっくり入ってリフレッシュ出来ると思います。温泉の性質状トロミのあるお湯もあるので、足元には十分に注意を!!
私は、全て露天風呂付き客室へ宿泊しました。事前に、妊娠中であることを伝え妊娠中に控えていた生肉など食事へのお願いをしました。食事の際は、クッションを準備して下さって食後の飲み物をノンカフェインの物にしていただいたり、快適に過ごす事が出来ました。
持っていくもの
旅行へ行く際忘れてはいけない物は、母子手帳。これは、どこへ行く際にも必ず持って行きましょう。緊急の際に、母子手帳を見せる事で迅速に情報を伝える事が出来ます。旅行先での受診になった際に、担当医でなくても適切に処置してもらう為には必要です。
エチケット袋も用意しておくといいでしょう。体調が安定しない時期だと、貧血や目眩などから吐き気を伴う事もあります。これらを準備しておくと安心して移動出来るでしょう。
また、万が一の出血に備えて生理用品も準備しておきましょう。妊娠中は、ホルモンバランスの崩れから肌も敏感になりがちです。お宿のアメニティがあっても普段使っている物を持って行くと、トラブルの心配もなくなります。移動の際、腰痛が心配であれば、荷物にならない小さめのクッションを持って行くと安心ですね。
また、外気温との差が激しい事があるので羽織りものがあると楽しい旅行で体調を崩すことも少なそうです。もし張り止めの薬などを処方されてる方は、薬も忘れずに持って行きましょう。
まとめ
私は妊娠中に4回旅行に行きました。夫婦二人で行ける事は産後当分はありません。また、子供不可のお宿も多いので出産までに少し贅沢な旅行をしておくのもおすすめです。
海外旅行とも迷いましたが、旅先で何かあった時に適切に自分の情報が伝えられるのか、また適切に処置してもらえるかとても不安でした。このまま行っても、きっと旅行を心から楽しめないと思い国内旅行に決めました。
私は国内旅行を選んだことで、安心で快適な楽しいマタニティ旅が出来てとても満足しています。
みなさんも旅行に行かれる際は、安心して旅行ができるようにしっかりと準備をして、マタニティ旅を楽しんでください。
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