初産で不安だった私の出産体験談！

はじめて出産を迎える妊婦さんはわからないことだらけで、「不安」や「出産が怖い」そう思われてる方も多いと思います。私も出産するときは不安や恐怖で悩み、雑誌やネットで色々調べました。

その中でも、妊婦さんの体験談がとても参考になったので、今回、私も『出産体験談』を書こうと思いました。出産が不安な妊婦さんの少しでも参考になれば嬉しいです。

それでは私の陣痛から出産までの記録をご紹介します。

1 妊娠39週目の検診の日に変化が
2 生理痛のような痛み
3 冗談が現実に
4 水を飲むのも一苦労
5 言葉が出ない
6 あっという間の出産
7 出産を終えて思うこと
8 息子が2歳を迎え今思うこと

妊娠39週目の検診の日に変化が

朝起きると、おしるしが！茶色のおりものの様なものが少量ついていました。いつもと変わらず、ランニングマシーンで30分ウォーキングしてシャワーを浴び病院へ行きました。午前中エコーをし、医師「まだ生まれそうにないね」と言われました。その後内診したのですが、ここでまさかの子宮をグリグリされました！されると思っていなかったので、心の準備も出来ず「痛っ痛い」とついつい言ってしまいました。

私も「出産の痛み」「初産」について検索していたのですが、経験された方も多かった子宮グリグリ。友人もされて痛かったと聞いてましたが本当に痛い！経験したことのない痛さ。私は産む時の痛みより痛く感じました。痛すぎて下半身には力が入ります。

生理痛のような痛み

まだ生まれそうにないと言われていましたが、内診後「意外に早いかも」と言われ、現実味を帯びてドキドキが止まりません。会計待ちしている間は、生理痛の様な痛みが。その後母とランチに行きましたがずっと痛みがありました。

家に戻りランニングマシーンで30分ウォーキングをして、シャワーを浴び予約していた中華料理屋へ夕方家族で食事をしに出掛けました。この時既に、5～10分間隔で痛みが！痛みがある時は話す事も食べる事も出来ず、私は制止状態。痛みがなくなれば、食事をして話すの繰り返し。この時の痛みの持続時間は、10～30秒でした。初産ということと、まだ食べたり話せるので家族も「まだだね～」なんて呑気に食べて話して、冗談で「今日出産だったら、中華でニンニク臭くて迷惑になるね」なんて笑ってました。

食後は、皆でショッピングモールへ買い物へ。この時は5～7分間隔、たまに10分空きますがほぼ5分間隔、持続時間も10秒～30秒。痛みは、生理痛の強いバージョンで、痛くてもまだ歩けてます。

冗談が現実に

帰宅し、早めにシャワーを浴び念のため途中までしかしてなかった入院準備を完成させ、痛みに「もしかして陣痛？」「今日出産？」と、初めての出産に恐怖と不安とでドキドキして、検索していました。立ち会い出産希望でしたが、主人と暮らす自宅は実家から4時間弱離れているため「呼んで来てみたらまだでした」となると迷惑になると思い、検診からの状態は報告していましたがまだ来て欲しいとは言ってませんでした。

その後、22時過ぎから7～9分間隔の痛みが持続時間も１分を超え長くなってきました。ドキドキが止まりません。痛みも夕方の生理痛よりも、もっと痛く動く事も出来ません。母に言われて病院へ電話。

助産師さんに「初産だと大体17時間ぐらいはかかるからね。まだ我慢出来そう？自宅の方がリラックスするから痛みが我慢出来くなったら、もう一度連絡してね」と言われました。この事も主人に連絡、因みにこの日は金曜日で週末休みだったので、来てもらえば良かったと後々後悔しました。

母もすぐ出掛けれるように準備していました。寝ようと思っても段々痛みが凄すぎて寝れない、経験したことのないような痛み。電話した後から、3～5分間隔の痛みになり持続時間も2分！母にもう一度電話するよう言われましたが、17時間かかると言われたので電話出来ずにいたのですが1時間我慢したところでもう限界と思い電話！

状況を説明すると、「今日内診でもしかして痛いグリグリされた？先生が意外に早いかもって言ってたよーじゃあ今から来てね」と。この時既に陣痛が来た時は全く動けないし、お腹はカチカチで圧迫感があるし、話す事なんて無理だし、痛みがない時に歩いて自宅前に行きました。かなり辛かったです。荷物も兄が持って送ってくれました。

私この時、かなりきつい太ももまである着圧ソックス履いてたんです（笑）
車内で、本当に自分にイラっとしましたよ。痛いし、圧強過ぎて脱げないし、お腹が邪魔してるしで「なんでこんなの履いてるんだー！」と思いました。この時、主人に来てと言えば良かったのですがまだ助産師さんに言われた17時間が頭にあり、来ても早いかもと思い病院に行って診察受けたら連絡すると伝えていました。

水を飲むのも一苦労

病院の駐車場へ着いても陣痛が来た時は本当に痛くて動けないけど頑張って階段を登り、出産の部屋へ。私が選んだ産院は、フリースタイル出産なので、分娩台もなく畳と布団がありました。着いてすぐバイタルチェック、子宮口の確認後、どうやら私は既に破水していた様ですぐに抗生剤を飲みました。飲むのも一苦労で、母に水筒にストローを入れて飲ませてもらいました。

私の破水は、チョロチョロと少しずつ出ていた様です。おりものシートを付けていたことと、度々変えていたから気付かなかったみたいです。やっと、ここで母が主人に電話をしてくれました。すぐ出掛ける準備をしていてくれたようですぐに出発してくれました。

私は横になり、パジャマのような物に着替えるように言われたのですがもう着替えれる状態ではなく、痛みがなくなる事なく常に痛いため、母と助産師さんに着替えさせてもらってからは横向きになりそこから出産を終えるまでその状態でした。

言葉が出ない

母に腰をさすってもらってる時は少しマシな気がしていたので、休む間もなく手が止まると腰さすってとお願いしてました。助産師さん「旦那さん来るまでに生まれそうです。初産なのにこんなに早いなんてー。電話くれた時の声は余裕そうだったのにね」って。

母が向かってる主人に電話してもう生まれるから間に合わないかもと伝え、主人は私に電話に変わって欲しいと伝えたようで、母が耳元に電話を当ててくれて、応援してくれました。私心の中では、「ありがとう」とか思ってるんですが、「うん」この2文字すら言葉が出せない状態でした。電話を切ってからはいよいよ出産へ！

あっという間の出産

ドラマとか、体験談で「まだいきまないでー！！」ってよく聞きませんか？長い長い陣痛を我慢して、いきみ逃しをしてやっと出産と思っていたのですが、まさかの「もういきんでいいよ」と言われて私は「？？」「えっ？もう？」言われるがままいきんでいましたが、今まで助産師さん1人でやっていましたが急遽母に手伝って欲しいと指示されたため、母にビデオカメラを渡して出産シーンをお願いしていたのですが母は、私の足を支えていたので撮れませんでした（泣）

母はいい経験が出来て良かったようですが。その日は、出産が4人重なり人手不足だったそうです。いきんでからは、割とあっという間に赤ちゃんがスルッと出てきました。へその緒を付けたまますぐに、胸へ乗せてくれてカンガルーケアしました。主人は、カンガルーケアには間に合ったので良かったです。

私の様に実家が遠方の方は、早めに旦那さんに連絡することをおすすめします。私も出産するまでは未知の世界、男の人は経験することも出来ないのでさらに未知の世界なので、立会いをどうしてもして欲しかったし、主人も立会い希望していたので残念がっていました。病院に着いてから3時間の出産となりました。着いてから産むまでもっと短かったように思いましたが3時間かかっていたようです。母子手帳に書かれる分娩所要時間は、陣痛からなので5時間半でした。

出産を終えて思うこと

事前に出産のプラン要望を書いた紙を渡していたのですが、私の要望は主人との事を書いていたので全く希望通りに行きませんでした。私の出産は、自分でもびっくりするぐらい冷静でした。出産直後も赤ちゃんを抱きながら、今自分のお腹から出てきた事も実感出来ず、皆さんが言う赤ちゃんと対面して感動で涙が出る事もありませんでした。もちろんとってもとっても嬉しかったですけど、実感ができなかったんです。

陣痛中や出産も叫ぶ事もなく、声出す事の方が恥ずかしいのと声出すのもしんどかったので、静かに産みました。冷静だったのは、母が居たこと、主人が居なかったことで取り乱す事もなかった様に思います。主人が居れば甘えてしまいもっと感情を出していたかもしれません。産む環境によって、どんな出産になるか決まるような気がします。

息子が2歳を迎え今思うこと

息子は２歳を迎え毎日暑い中、元気に遊びまわっています。出産してしまえば、痛みはすぐ忘れると言いますよね。妊娠前2人目を妊娠中の友達は、出産近くなると「あの痛みをまた味わうのは本当に怖い！」「毎日出産の痛みに不安になる」と言っていました。1度経験してるから、不安がなくなる訳ではないんですよね。

参照記事：出産が不安で怖くて眠れない時にする6つのこと

私の周りのママ友には、2人目妊娠中の方がとても多いです。1人のママ友は、「あの痛みは嫌だから無痛分娩にする」と言っていました。1度経験してるからこそ、次は無痛がいいと思ったそうです。

出産を経験したママ1人1人、出産に対する不安は違いますが、多くの人は「あの痛みをもう一度想像すると怖い」と思う様です。それと同時に、経産婦ということで出産までの時間が短くなり陣痛時間も短くなると言われている事から、その点は嬉しいという感想が多いです。

今後のことは分かりませんが、もし2人目を妊娠したら無痛分娩も選択肢でありますが、普通分娩で産むと思います。私の中で無痛分娩は選択肢として上がらないというのが今の私の気持ちです。決して無痛分娩が悪いとかいう訳ではなく、とても痛かった出産ですがそこまで、我慢出来ない程の痛みではなかったからです。中には私の様に思うママもいるという事です。これを読んで、出産を控えているプレママは不安が和らいでくれるといいです。

参照記事：出産の痛みを私の体験から例えてみた！

本当に想像つかない出産で、人それぞれ違います。色んな体験を聞いたり、検索して読んで不安になるかと思いますが、我慢出来る人もいます。もちろん安産に向けて、体作りが大切だと私は思います。