5Aug
妊娠すると、「胎教」って言葉が自然と頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
また、胎教というと音楽を想像される方も多いのではないでしょうか。
もちろん音楽を聴いたりして、リラックスするのも胎教ですが、その他にも赤ちゃんとコミュニケーションをとる方法はたくさんあります。
私がそうであったように、はじめて出産を経験されるかたはわからないことも多いと思います。
今回は「胎教はいつ何をしたらいいのか?」「そもそも胎教とはなに?」「音楽は効果あるの?」といった疑問に思うであろうことをご紹介します。
目次
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胎教とは
胎教というと教育するということを想像される方も多いと思います。
これは色々な考えがあると思いますが、実は胎教というのは教育することを目的にしているのではありません。
赤ちゃんとのコミニュケーションづくりをし、お腹の中にいるときから、産まれてくる喜びを伝え、パパ、ママと関わることで強い絆が生まれます。
この気持ちを伝えることこそ胎教なのです。
胎教を知らなかった人でも、お腹に手を当て自然と赤ちゃんに話かけたりしてませんか?
また、お腹の赤ちゃんに音楽を聞かせたりしてませんか?
自分が知らなくても自然と胎教をしていることもあるのです。
胎教はいつから始める?
胎教は妊娠5ヶ月頃からがいいと言われています。
この頃の赤ちゃんは、子宮の中で自由に動き回れるのでお母さんは胎動を感じる事が出来ます。
また、神経系が発達して視覚や聴覚が発達してはっきりして来る時期です。
つわりが辛かった方もこの時期には落ち着いてる方も多いと思うので、胎教を始めるのにはいい時期ですね。
胎教の効果は?
ママが愛情をもって赤ちゃんに働きかけ、リラックスしたり楽しい気分になると、いいホルモンがたくさん分泌されます。
それにより、ママ自身の心に余裕もでき、心が安定します。
そのいい環境がそのまま赤ちゃんにも伝わり、赤ちゃんも居心地がよく過すことができます。
ママのいい環境は赤ちゃんにとってもいい環境なのです。
結果、赤ちゃんの心と五感を育てることになります。
また、五感を育てるとは、赤ちゃんに刺激を与えて頭の良い子に育てるとか、天才が育つとかそういう意味ではないのです。
赤ちゃんの事を思いお腹に話しかけたり、音楽を一緒に聞いたりすることはまだ見ぬ赤ちゃんとのコミニュケーションを図る事ができ、ホルモンバランスの崩れから情緒不安定になりがちな妊娠生活もリラックスして過ごす事も出来ます。
また、パートナーとお腹の赤ちゃんに話かける事で、母親、父親としての自覚も芽生えてきます。
胎教は何をすればいいの?
音楽を聴いてリラックス
クラシックやオルゴールの音楽が胎教にはいいと言われている事は有名ですね。
クラシックは、リラックス効果や良質な睡眠に効果があると言われています。
特に、モーツァルトやベートーヴェン等です。
また、オルゴールの優しい音は癒しの効果もあり、ゆっくり落ち着いた時間を過ごすことが出来ます。
誰でも知っている、ディズニーやジブリのメロディは聞かれてる方も多いのではないでしょうか。
あるTV番組で、お腹にマイクを入れて体外からの音が聞こえるかどうかの実験では、大音量の音楽をスピーカーから流しても聞こえなかったそうです。
聞こえるのは、雑音のように感じるそうです。
音楽を赤ちゃんに聞かせるということよりも、お母さんがいかにリラックスして穏やかなマタニティライフを送るかが、赤ちゃんにとって良い胎教になるのではないでしょうか。
私が妊娠した際、胎教でクラシックやオルゴール等がいいと知っていましたが、私の好み的にクラシックを聞いてリラックスする事も無く、「オルゴールを聞いて穏やかな時間を」という性格でもないので一切聞きませんでした。
私の場合は、妊娠前から聞いている大好きな洋楽(R&BやHipHop)等を聞いて過ごしました。
その中でも、赤ちゃんがよく動く曲が何曲かありそれを主に聞いていました。
クラシックやオルゴール等にこだわらず、自分がリラックスして落ち着ける音楽を流すのも良いと思います。
どの曲が、赤ちゃんの反応がいいか探すのも楽しいと思います。
これは注意ですが、自分の好きな曲でも、興奮するほど激しい音楽を長時間聴くのはやめたほうがいいです。
なぜなら、ママが興奮状態になるとホルモンを通じて赤ちゃんに伝わり、赤ちゃんがリラックスできなくなるからです。
どうしても聴きたい場合は時間を区切って楽しむようにしましょう。
赤ちゃんに絵本を読んで語りかける
本を読むことで、心拍数が落ち着くので、お腹の赤ちゃんも安心できます。
また、本を読んで赤ちゃんに語りかけることにより、ママも幸せな気分になれます。
その他にも、お腹に触れて、言葉をかけて話しかけてください。
このときに気持ちを込めることが大切です。
赤ちゃんのことを想像しながら絵を描いてみる
絵を描くなどの手先を使う作業は脳を活性化させると言われています。
赤ちゃんを想像しながら絵を描くことによってリラックスした気分になれます。
また、絵が好きな方は気分転換に美術館に出かけるのもいいでしょう。
美しいものに癒されストレス発散にもなります。
ゆっくり散歩する
外の景色をみてゆったりとした時間を過ごすのも良いでしょう。
花を見たり、触れたりしながらゆっくりしましょう。
ママがリラックスをしているとお腹の赤ちゃんも心地がいいのです。
また、安静中で外に出られない妊婦さんは、自然の音を流すのもいいでしょう。
自然の音を聴くと、赤ちゃんにとっても心地いい刺激となります。
様々な自然の音が流れるCDが販売されているので、自分に合ったものを見つけるといいでしょう。
キックゲームをしてみる
キックゲームとは、ママとお腹の赤ちゃんが胎動を介して楽しむためのものです。
ゲームのルールについては以下のとおりです。
1. 赤ちゃんがお腹を蹴ったら、大きな声で「キック」と言いながら蹴られた所を軽くポンッとたたきます。何回か繰り返すと同じところを赤ちゃんが蹴り返してくれます。
2. 1ができるようになったら、2~3秒待って蹴った反対側を「キック」と言いながら軽くポンッとたたきます。
3.2ができるようになったら赤ちゃんが蹴る前に「キック」と言いながら軽く2回ポンッポンッとたたきます。このとき赤ちゃんも2回蹴ってくると大成功です。
このキックゲームはちょっと難しいので、うまくいかなくても落ち込まないでください。
タイミングが合わないこともあるので、気長にトライしましょう。
胎教に良くないこと
夫婦喧嘩をする
妊娠7カ月ごろになると、赤ちゃんはママやパパの声を認識できるといわれています。
大きな声で怒鳴ったり、けんかによるイライラは赤ちゃんに影響します。
赤ちゃんが居心地よく過ごせるように気をつけましょう。
急に大きな音を出す
急に大きな音を立てると赤ちゃんは「ピクッ」と反応してしまい、ビックリしてリラックスできません。
そんなに神経質になることはないですが、なるべく突然大きな音を立てないように注意しましょう。
常にイライラする
これも夫婦喧嘩と同じことですが、常にストレスを溜めてイライラしていると赤ちゃんにも影響します。
自分の好きなことをしてリラックスし、なるべくストレスを溜めないことが重要です。
興奮するほど激しい音楽を聴く
これは先ほども話したとおり、ママの緊張がホルモンを通して赤ちゃんに伝わり、赤ちゃんがリラックスできないからです。
まとめ
色々と書きましたが、一番重要なのは自分がいかに赤ちゃんとコミュニケーションをとることができ、リラックスして過ごせるかです。
音楽にしてもそうですが、いくら胎教にいい音楽だからと薦められても、自分の嫌いな音楽でリラックスできるはずがありません。
絵にしてもそうですが、絵が苦手な人にとってはストレスでしかありませんし、美術館のような静かな所は緊張するから苦手という方もいるでしょう。
自分が一番リラックスできる方法で、赤ちゃんとのコミュニケーションをとり、絆づくりをしてみてください。
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