9Oct
妊娠を希望する女性は、妊娠検査薬で陽性を示すラインが出るのを想像した事があると思います。
妊活中であれば、毎月妊娠の可能性を持ち、妊娠した事を1日でも早く知りたいものです。
中には、待ちきれない、妊娠してるような気がする、妊娠の超初期症状がある、などの理由から生理予定日より前に行うフライング検査をする人もいます。
しかし、きちんとした結果が得られないこともあります。
また、はじめて妊娠検査薬の使用を検討されている方は、「いつから使えるのかな?」「正確なの?」「陽性反応がでたらどうすればいいの?」「初診はなにする?」など、わからないことも多いと思います。
そこで今回は、初めての方でもわかりやすいように、妊娠検査薬についての疑問から陽性反応後の初診の流れについてご紹介します。
目次
スポンサーリンク
妊娠検査薬はいつから反応するの?
一般的に市販されている妊娠検査薬は、生理予定日の約1週間後からとされています。
この場合は、99%以上の精度とされているため、ほぼその結果が正しいのです。
そして、日本製の妊娠検査薬は、使い方がとても簡単で判断結果も残り、判定時間も1分程度なので、よく買ったお店のトイレで待ちきれず検査をしたっていう話も聞きます。
しかし、生理予定日の約1週間後の使用ですが、その際自分の生理周期、前回の生理開始日をきちんと把握していないと正確な検査は行えません。
妊活中の方であれば、基礎体温を付けていれば、毎月の生理開始日の把握もできます。
生理不順であれば内服薬や注射、体質改善などで改善し、生理周期の把握もされていると思いますが、中には日々忙しく妊娠なんて頭にない方の場合、自分の前回生理が来た日も忘れ、中には生理周期なんて考えた事もない人もいます。
生理予定前日から検査したい場合は、早期妊娠検査薬を使ってみるのも良いと思います。
早いものだと、生理予定日の4日前から検査できる商品もあります。
参考記事:早期妊娠検査薬はどこで買える?種類と通販・販売店について
生理予定日の計算方法
生理予定日の計算の仕方は、前回の生理開始日に生理周期を足すと、生理予定日となるので、この日より1週間後から検査薬が使えるということです。
生理周期が分からない場合は、前々回の生理開始日+(前回の生理開始日−前々回の生理開始日)となり、この日より1週間後が検査薬が使える目安となります。
検査薬で陽性反応がでたらどうするの?
「生理予定日が過ぎても生理が来ない」「検査薬を使ってみると陽性反応」こんな時、妊娠したと喜びたくなりますよね。
99%以上の精度の検査薬ですが、あくまで簡易的な検査薬のため確かな妊娠判定をもらうためには、婦人科へ行き初診をしてもらう必要があります。
陽性反応を見るとすぐにでも行きたくなるものですが、早く行く事で妊娠確定の条件が揃わず、超音波検査でも赤ちゃんの姿をはっきりと見えず、医師も妊娠確定と判断することが難しくなります。
その際は、また1〜2週間後に再診となりその間不安な日々を過ごす事になります。
生理予定日が妊娠4週目となり、陽性反応が出るのが妊娠5週目となります。
この時期には、胎嚢を確認できない事がほとんどです。
早い方で確認できたという方もいますが、大体の方が妊娠6、7週目で胎嚢を確認でき、妊娠確定できます。
遅くても、生理予定日から1ヶ月以内には受診しましょう。
子宮外妊娠の場合、卵管に着床した際は5週~7週にかけて卵管破裂の危険性もあり、破裂した場合は大出血を起こすケースもあるからです。
私が妊娠した際は、生理予定日の10日後に妊娠検査薬を使いました。
判定時間1分程度のはずが、5分経っても終了線も出ず真っ白(笑)
15分後ぐらいでしょうか、ようやく線がくっきり出てました。
どの製品も説明通りではない事が分かりました。
陽性反応が出てから、さらに1週間後に初診を受けに行きましたよ。
初診はなにするの?
では、初診の流れを説明します。
問診票に必要事項を記入
まず、初めて来院の場合は問診票に必要事項を記入していきます。
「来院目的」「最後の月経日付」「妊娠の有無」「出産や中絶の有無」「病歴」「アレルギーの有無」などです。
尿検査
妊娠判定にも必要な検査になります。
妊娠している場合、特殊なホルモン数値が出ます。
尿タンパク、尿糖も同時に知る事が出来るため、今の健康状態を把握出来ます。
体重測定
妊婦健診の際は毎回体重測定を行います。
初期の母体の体重を計っておくことで、胎児の成長や体重管理のペースを把握するために行います。
血圧測定
こちらも妊婦健診では毎回行います。
高血圧の場合、妊娠中毒症の可能性もあるため必要な検査となります。
普段の血圧を知ることで、今後の生活や検診に必要になります。
血液検査
現在の健康状態や病気、感染症にかかっていないかなど早い段階で確認できます。
内診
内診には、触診と膣鏡診があります。
指やクスコ(膣鏡)という器具を挿入します。
子宮の硬さ、性感染症、子宮筋腫、卵巣の腫れなどをチェックし、病気の有無を確認します。
内診は何回受けても慣れるものではありません。
緊張から力を入れてしまうと体も子宮も硬くなってしまうので、なるべく力を入れないよう心がけましょう。
超音波検査
経膣プローブと呼ばれる棒状の器具を膣の中に入れ、子宮の状態を確認します。
正常妊娠か、赤ちゃんは1人なのか、双子なのか、胎嚢や胎児の大きさも確認出来るため、おおよその出産予定日も判明します。
医師からの説明
これからの検査の情報を元に妊娠しているかどうか判断してくれます。
妊娠している場合でも、何かしらのリスクがあったりと人それぞれ違います。
その場合は、医師の適切な治療方法やアドバイスを聞き、より良い解決方法を見つける事ができるでしょう。
初診に行く前に準備をしよう
初診に行く際には、妊活中の方であれば基礎体温を付けている方が多いと思います。
その基礎体温表も持って行くと、妊娠判定にはとても重要な情報となります。
来院前に、予約制かどうか、人気の病院の場合は、待ち時間が長いこともあるため確認が必要です。
また、医師が分娩に立ち会い不在の事もあるので、事前に電話確認すると良いでしょう。
服装も、内診される事を前提とした着脱しやすい服装をすると時間がかからずすみます。
まとめ
初めての妊娠の場合、病院へ行く事もドキドキと緊張と不安でしょうが、事前にどんな事をするのか知っておくと、少しは和らぐと思います。
気になる事や不安な事は、医師に確認して出来るだけ不安を減らして、楽しい妊婦生活を始めましょう。
スポンサーリンク
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。