22Aug
妊娠すると、女性は様々な変化が起こります。
体調の変化と体の変化は実感できるのではないでしょうか。
体調の変化では、つわり、頭痛、めまい、吐き気、眠気、むくみなどがありますが、体の変化も大きいです。
そして、常に身に付けている下着も妊娠前以上に役割が大きくなります。
まだ、そんなにお腹も大きくないからと先延ばしにしてしまいがちですが、早めに付け替えた方が快適なマタニティライフを送れる事もあります。
マタニティ下着と言っても、色々なタイプのものがありますよね。
中には普段使用している物と変わらないように見えるタイプもあります。
しかし、どれを選んでいいか迷いますよね。
そこで、今回はマタニティ下着の種類やタイプ、いつから必要になるのか、実際に私が選んだ使いやすかった下着の種類やタイプをご紹介します。
目次
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マタニティブラとショーツはいつから必要?
普段使用しているブラジャーやガードルには、体を美しく見せたり、体型を保つものです。
マタニティインナーは、主に妊娠中の体型の変化を妨げる事なく、ママとお腹の赤ちゃんを優しくガードして守る大切な役割です。
そんな、マタニティインナーは機能や素材、裁縫にも配慮が行き届いているので、お腹やバストも大きくなっていくママの体型の変化や、つわりなどの辛い時期でも、マタニティインナーなら軽減される事もあります。
バストの変化では、乳房の下半分から脇へと大きくなり、アンダーバストは約5cm大きくなります。
人によっては乳腺の発達で2カップUPする人もいます。
ウエストラインは、子宮が大きくなることで押し上げられ、くびれはなくなり臨月になる頃には約23cmほど大きくなります。
お腹は、前へ突き出すように大きくなり、おへそまわりが約20cm大きくなります。
妊娠初期に当たる2ヶ月~4ヶ月では、妊娠が発覚し子宮が少しずつ大きくなる時期。
体調も変化するため、デリケートな時期といえるでしょう。
妊娠中期の5ヶ月~7ヶ月では、安定期に入りお腹が膨らみ始め、個人差はありますが周りの人が気付くぐらいお腹が出る人も。
妊娠後期の8ヶ月~10ヶ月では、お腹が前にせり出しますます大きくなります。
お腹が大きくなるにつれて、腰痛や寝苦しさなどの悩みが出てきます。
産後では、体型がすぐに戻らない事や、出産時の傷の痛みもあります。
又1日に何度も授乳をします。
マタニティインナーの購入時期では、7割以上の先輩ママが妊娠5ヶ月までに購入されています。
妊娠初期では、「まだお腹もそんなに大きくならないから、今までの下着で大丈夫!」と思いがちですが、つわりが始まって辛い方だと、ブラジャーやショーツ、ガードルの締め付けから、つわりを増長していることもあります。
また、妊娠によって肌の変化することにより敏感になり、今まで大丈夫だった下着の生地にかゆみや赤みが出る肌トラブルが起こることもあります。
妊娠中、出産、産後と身体はその都度変化していきます。
マタニティ用のものは、それらに対応できるよう作られていますので、早めにマタニティ用のものに変えることも必要な選択です。
マタニティインナーの種類
マタニティインナーは、それぞれの時期に対応してくれる設計であり、用途によっても様々な種類があります。
マタニティブラ
妊娠と同時に、母乳をつくる乳腺が発達します。
一般的なバストを美しく見せ整えるタイプのものだと、乳腺の発達を妨げる危険もあります。
産後赤ちゃんに母乳を飲ませてあげるためには、妊娠中から気を付けなければなりません。
ここでのポイントは、ノンワイヤーまたはソフトワイヤーで乳腺を圧迫しないこと。
胸を圧迫すると乳腺に負担がかかって、乳腺炎になる可能性があるからです。
マタニティ用なら、ホックの数が多いので、徐々に変化するアンダーバストの変化に対応することができます。
また、バストUPに伴い肩こりなどの症状を緩和してくれる、ストラップの幅広タイプで肩への負担を軽くしてくれます。
下半分から脇へと大きくなるバスト、伸縮性のある大きめのカップを選びましょう。
授乳機能付きのものがほとんどなので、産後も長く使えます。
ブラジャータイプとハーフトップタイプの2種類
・ブラジャータイプ
変化していくバストにフィットするように、伸縮性のある素材で出来ています。アンダーを支え、バストの下垂を防ぎ形も整え、着け心地も楽なものになっています。
マタニティブラジャーは、産後・授乳・卒乳まで使い続ける方が多いようです。
妊娠から授乳期まで快適に、美しいバストそして下垂防止のためにもきつ過ぎず、着け心地の良い物を選びましょう。
・ハーフトップ
シンプルで素材にこだわって作られているので優しい肌触り。
体の負担を軽減し体型をサポートしてくれます。
つわりや体調が優れず締め付けが辛い時におすすめです。
就寝時や自宅で過ごす際に使うといいです。
片手でバストを出せるので、産後も活躍します。
4タイプの授乳口
・クロスオープン
カップがクロスで重なり合い、授乳時にカップを引き下ろすだけで、すぐ授乳ができます。
・ストラップオープン
1番の特徴は、バストを支えたまま授乳出来ること。
バストの開閉は、ワンタッチで簡単です。
・フロントオープン
バスト全体が出るため、授乳中赤ちゃんの顔にカップが当たる心配がありません。
・ウィンドウオープン
こちらは、バストが大きい方におすすめ。
バスト自体を固定して授乳出来るので、安定感がとてもいいです。
マタニティショーツ
妊娠中お腹を冷やさないように、という話は皆さんよく聞かれていると思います。
このため、今はファッションから浅めのショーツを使われてる方が多いですが、妊娠すると浅めのショーツではお腹を冷やすことになります。
逆に、ウエストのゴムがお腹の膨らみに当たると圧迫感を。
お腹全体を優しく包み込むマタニティショーツを履いて、お腹を冷やさないようにしましょう。
選ぶ際は、お腹に直接当たるため、肌に刺激の少ない優しい綿素材を。
また、お腹の大きさにも対応出来るように伸縮性のあるタイプを選びましょう。
また、これら以外にも妊婦帯(ベルトタイプの腹帯やガードル)、キャミソールなども合わせて購入しましょう。
妊婦帯は、お腹の冷えを防止しお腹にフィットし、重くなったお腹を支える事で腰痛対策にもなります。
ベルトタイプ、ガードルタイプは自分のライフスタイルに合った方を選びましょう。
キャミソールは、授乳機能付きのものを購入すれば産後も使えて便利です。
吸収性にも優れ、快適な着心地です。
大きなお腹の膨らみもすっぽりと覆う事ができます。
私が選んだマタニティインナー
私が購入したマタニティ下着は、ブラジャータイプ、クロスオープン、ストラップオープンの3種類。
現在も授乳中なので継続して使っています。
妊娠中ありがたいことに、先輩ママが使用しているブラジャーを見せてくれたので、どれが便利か、またどういう物かを教えてくれました。
それらの意見を参考にして購入しました。
やはり家で過ごす時は、就寝時はクロスオープンが着心地も楽で、夜中の授乳もしやすく便利です。
外出時は、ブラジャータイプやストラップオープンです。
ストラップオープンは、授乳に慣れていない時期はとても授乳がしにくかったです。
私が使用していたストラップオープンは、バストを包むカップ部分の生地が、ある意味しっかり固めのカップだったので、赤ちゃんに授乳のときに当たるため、常に片手で押さえてないとだめでした。
まだ、不慣れで赤ちゃんも支え、カップも押さえて使いにくかったです。
赤ちゃんの首も座り慣れれば問題ないと思います。
ショーツは、少なめ。
私は胃痛もひどかったのでお腹を覆うショーツだと逆に胃の辺りに当たり不快でしたので、妊娠前より使用していた浅めのショーツと腹巻をして冷やさないようにしてました。
腹帯は、ベルトタイプとガードルタイプ両方購入しました。
普段家で過ごす時とウォーキングの時はベルトタイプを使い、外出の時は着脱しやすく、安定感がありパンツスタイルでも使えるガードルタイプを使っていました。
どちらも、お腹が大きくなっていくことが想定されて作られているので、中期~出産まで使う事が可能です。
まとめ
マタニティ下着は、赤ちゃんを育てる妊娠期から、産後授乳から卒乳まで長い間身につける物になります。
間違ったサイズのものを身につければ、マイナートラブルを助長してしまうこともあります。
授乳のしやすさなど、初めての妊娠では分からない方も多いと思います。
先輩ママや助産師さんの意見を聞きながら、快適なマタニティライフ、産後の授乳のしやすさ、自分のライフスタイルや体型に合ったものを選びましょう。
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