7Nov
妊娠前は旅行好きで良く海外や国内旅行へ行っていました。妊娠してからは、安定期を待ってから産後は当分行けないだろうと、マタニティ旅行に数回行きました。海外や国内の観光地への旅行では、アクティブに1日に沢山のスケジュールを入れ、動き回る旅行と、温泉へ泊まりに行きお宿でとにかく温泉に入り、リラックスする旅の2種類でした。
私の様に旅行好きの方は特に、産後赤ちゃんと旅行へ行けるのは、いつからだろう?と思う人は多いと思います。また、赤ちゃんとの旅行は楽しみだけど「長距離移動大丈夫かな?」など心配なママも多いはずです。そこで今回は赤ちゃんとの旅行について私の体験を交えてご紹介します。
目次
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旅行はいつから行っていいの?
生後1ヶ月に、出産した産院で1ヶ月検診を受け、問題なければ外出も可能となってきます。買い物や、お散歩、初めての育児の場合1ヶ月検診で問題なくても、外出は不安ですよね。私も外出して、風邪などの菌をもらってしまわないか、不安でしたが、買い物へ行かなければならないので、一緒に週1で行っていました。心配で、保健師の方にも聞きましたが、体温調整に気をつければ問題ないとのことでした。
では、泊まりの旅行へはいつから行けるのか?ということですが、いつからじゃないと旅行へは行けないという決まりもありません。新幹線や飛行機でも、乗れない年齢はありません。全ての判断は、パパとママ次第なのです。私がマタニティ旅行で泊まった際は、生後1ヶ月の赤ちゃんと泊まりに来られている家族もいらっしゃり、夫婦間の価値観や、環境、子供の数にもよって違うと思います。私と赤ちゃんの初旅行は、生後6ヶ月でした。
プランの立て方
旅行のプランを立てる時は、赤ちゃんの負担がかからないことに加え、ママの負担が少ないプランを立てる必要があります。育メンのパパであっても、ママにしかできない事もたくさんあり、パパよりもママの負担が比較的多くなります。母乳育児であれば、授乳の時間も頭に入れておかないとおっぱいがカチカチになって辛い思いをします。
混合やミルク育児の場合でも、移動中何処でもミルクを作ってゆっくりあげれるわけでもないので、スケジュールを確認しましょう。また、赤ちゃんの朝寝やお昼寝、食事の時間がズレる事なく、いつもの生活スタイルをなるべく崩さない様に考えましょう。
移動手段で気をつけること
移動は、車、新幹線、電車、飛行機があり、旅行へ出掛ける生後1ヶ月以降ではどれも乗れない制限もありません。
車
車だと、出発時間も決めず赤ちゃんのお昼寝やご機嫌のタイミングに合わせて出れる事や、車内での授乳やオムツ交換、グズった時でも周りに迷惑がかからないため安心です。また、重い荷物を持って移動する必要もなく、赤ちゃんの好きな音の出るおもちゃで遊んだり、好きな音楽をかけたり、車内の温度調節もしやすいでしょう。
車の際は、渋滞も予想されるので多めに着替えやタオル類、オムツ、おやつ、飲み物を持って行きましょう。
新幹線・電車
時間が決められているため、何があってもその時間に基本的に乗らなければいけません。又、乗り換えがあれば赤ちゃんと荷物も持ち移動する必要や、ミルク作りなど不便な事もあります。
乗る際は指定席をとりましょう。ベビーカーか抱っこ紐かは、それぞれの家庭で違いますが、グズった時に抱っこをするのであれば、抱っこ紐の方が場所もとらず、赤ちゃんもママと密着出来て安心します。
赤ちゃんがグズった時には、周りに迷惑のかかる音のおもちゃを使えないので、お気に入りの絵本やおもちゃをお忘れなく。新幹線には、授乳が出来る特別室もあるので利用するといいでしょう。
また、混雑する時期や時間もズラしましょう。パパもママも赤ちゃんも、移動だけで疲れてしまいます。
飛行機
長距離であっても、短時間で着くのが利点です。体重10kg未満であれば、乳幼児用ベッドのパシネットの利用がおすすめです。台数に限りがあるので、早めに予約しましょう。赤ちゃんを抱っこした際、意図せず前の座席を蹴ってしまうこともあるので注意が必要です。機内は乾燥しがちなのでこまめに水分補給をしてあげてください。
離着陸時、赤ちゃんが耳の痛さで泣く事があるので、飲み物やおしゃぶりを持っていると安心です。グズり対策には、周りに迷惑がかからない音の鳴らないおもちゃを持参するといいでしょう。
また、飛行中に赤ちゃんが眠れるように、搭乗前には寝ないようにする工夫も必要です。空港のキッズルームで体を動かして遊ばせるのもいいでしょう。
お宿選び
お宿選びは、赤ちゃんとも一緒に入れる客室露天風呂や、貸切家族風呂や、ベビー布団又はベジーベットがある、食事も個室、または部屋食、着けば外出せずゆっくりできる客室である事、離乳食の持参は可能か、持参した際の温めは可能か、ポットがあるかなど、夫婦2人の旅行とは違った条件でのお宿選びとなります。
赤ちゃんやママが快適に過ごせる様に、事前のお宿選びは大切なポイントです。今は赤ちゃん連れのプランもあり、離乳食、粉ミルク、オムツのサービス付きのプランや、オムツバケツ、ベビーバス、ベビーチェア、ベビーシャンプー・ボディーソープの貸し出し、ベビー用のお泊りセット、電子レンジ付き客室、空気清浄機、赤ちゃんが動き回る事を、想定して作られたお部屋、など色々なサービスやプランを設けているお宿があります。また、赤ちゃんでも入れる源泉もあります。予約する際には、心配事がないよう事前にお宿に確認をとりましょう。
赤ちゃんの月齢によっては、ハイハイをしたり、掴まり立ち、伝い歩きが大好きな時期は、お部屋の手の届く位置に置いてある高価な装飾品は危険なので、片付けてもらえるかなど確認すると安心です。
おすすめの持ち物リスト
赤ちゃんとの旅行の際に持って行くと便利な物を表にまとめました。
健康保険証、母子健康手帳 | 必ず持参しなければいけないのは、健康保険証と母子健康手帳です。旅行先でもしもの時のために必ず持参しましょう。 |
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離乳食 | 離乳食が始まっていれば、離乳食、スプーン、エプロンを持っていきましょう。 |
オムツ、お尻拭き | いつも使う量よりも数枚多く持って行きましょう。オムツを入れたり、汚れたものを入れる袋も多めに持って行くといいでしょう。 |
おもちゃ | お気に入りのおもちゃは、お忘れなく。赤ちゃんがグズった時に役立ちます。 |
授乳ケープ | どの交通手段で行く場合でも、授乳ケープを持って行くと便利です。私も、卒乳するまでの間は常に持って行きました。車内や、お宿でも赤ちゃんが欲しがればいつでもあげれるので、持って行きましょう。 |
粉ミルク・哺乳瓶 | 移動中でも、すぐにミルクを作れるように一回量を小分けにしておくと計る必要もないので、便利です。キューブタイプの粉ミルクもおすすめ。哺乳瓶はプラスチックタイプが安全です。 |
水筒・湯冷まし | ミルクの場合は白湯の入った水筒、湯冷ましを持って行きましょう。 |
洗浄剤 | 旅行へは、100均などに売れているトラベル用の蓋付きの容器が便利です。場所を取らないので、清潔な容器に詰め替えて持って行きましょう。 |
洗浄用スポンジ | 哺乳瓶を洗う用のスポンジも忘れがちですが、瓶の底は洗いにくいのでスポンジも持参しましょう。 |
消毒液・消毒用容器 | こちらもトラベル用の容器に入れて行くと便利です。哺乳瓶を洗浄後に、消毒をするため容器を持参するか、電子レンジで消毒出来る容器を使われていれば、事前にお宿に確認をしておきましょう。容器を使用せず、哺乳瓶に直接消毒液を入れる方法をされる方もいるため、それぞれの家庭の考え方、やり方で決めましょう。 |
着替え | 着替えも多めに持って行きます。ヨダレ、食事、吐き戻し、うんち漏れなど汚れる事があるので多めが安心です。 |
ガーゼ | お風呂で、身体を洗う時や、顔を拭いたり、使う頻度も高いので3枚は必ず持参していました。 |
バスタオル | タオル類もお宿に準備がありますが、肌寒い時や、オムツ替え時、お昼寝時の布団代わりなど色々使えるので1枚バスタオルがあると便利です。 |
ブランケット | 肌寒い時に掛けたり、下に敷いてゴロゴロさせたり、寝るときにかけたりと便利です。 |
ベスト | 温度調節が難しい赤ちゃんですが、ベストがあると少し寒いけど、長袖をもう一枚着ると暑い時や、入浴後など何かと使えるのでおすすめです。 |
シャンプー・ボディソープ | いつも使っている赤ちゃん用のスキンケア用品や、ソープ、シャンプーを持って行くと安心です。 |
赤ちゃん用 首用の浮き輪 | 温泉に行くときの必需品。大きなお風呂で、パパもママも、赤ちゃんもゆっくり入る事ができます。赤ちゃんを抱っこして入らなくていいので、両手が空きゆっくり入れます。赤ちゃんも、手足が自由に動きたのしそうな表情を見せてくれます。 |
体温計 | 一泊二日の旅行でも、赤ちゃんは急に熱を出すこともあるので、私は必ず持参します。 |
爪切り | 赤ちゃんの爪は柔らかく、すぐ割れ顔に傷を付けたり、爪が剥がれる事があるので私は必ず持参します。 |
歯ブラシ・歯磨き粉 | ついつい忘れがちですが、離乳食が始まっている赤ちゃんは持参しましょう。日々の習慣を変える事なく、続ける事が大切です。 |
私と赤ちゃんの旅行体験談
産後は、慣れない育児や授乳、睡眠不足から旅行へ行きたいなんて思いもしませんでしたが、徐々に慣れて来た頃の6ヶ月から、赤ちゃんと旅行へ出掛けました。1歳までの間に赤ちゃんと旅行した数は4回です。内1回は、遠出した片道4時間半です。
私は出産後退院してからも、息子の黄疸でほぼ毎日1ヶ月検診まで車で産院へ行き、里帰りから帰る時は車で4時間移動し、月1、または2ヶ月に1回は、3時間弱の車移動をしていたので息子はチャイルドシートにも慣れていました。
参考記事:新生児黄疸が不安な方に1ヶ月検診までの数値と日記を公開!
初めての旅行は、赤ちゃんと自分自身の負担を考え近場で、移動中に泣かれた時、授乳、オムツ交換など、要らない心配をしたくないこと、なるべく周りに迷惑をかけない事を考えて車移動+フェリー(1時間以内)にしました。それはそれは、短時間のフェリーでも泣かないように、グズらないようにとソワソワして落ち着きませんでした。
私はその頃、母乳とミルクの混合育児だったのですが、旅行へ行く時には哺乳瓶は使い捨てのタイプにすることで、哺乳瓶・消毒液などの荷物を減らしました。粉ミルクも一回分を小分けにジップ付きの袋に入れて持って行きました。
初めての旅行は、環境が変わり夜泣きも何回もあり正直寝不足と、変に心配事が増え、いつもと違う育児環境に私が疲れてしまいました。その時思ったのは「もう少し後での旅行がいいな」です。温泉に入って、美味しい料理を食べて幸せなんですが、とっても疲れました。
その次に行った、片道4時間半の旅行では息子が珍しくグズりが多かったので、その旅行以来、遠出はやめようと言う事になりました。車内で泣き続ける息子も可哀想だし、密室で大泣きしている中で居る大人も辛いので。そこからは、お互いにストレス、負担にならない近場での旅行が定番になりました。
だんだんと、息子も環境が変わっても寝てくれるようになり、旅行へ行ってもたくさんの笑顔や、はしゃぐ姿を見て、息子や温泉、料理などに癒されてとっても楽しい旅行になっています。離乳食が始まってからは、離乳食も持参し事前に温めできるかの確認や、持ち込み可能かどうか事前確認をしました。
私の経験から言えるのは、赤ちゃんが夜比較的寝てくれる様になってからの旅行が、ママも楽しめると思います。ミルクの場合は、使い捨て哺乳瓶が本当に便利です。洗浄の手間もないので、旅行中は楽をしてゆっくりしてみるのもいいと思います。普段使っているブランケットも毎回持参します。それがないと寝れないという理由ではなく、お昼寝時や、寝る時に布団を掛ける前に1枚かけてあげたり、ゴロゴロしたり寝返りの時期には、下に敷いたりと色々と便利でした。
私は、母子手帳と健康保険証+体温計、爪切りも毎回持参しています。お宿選びでは、周りが気にならない客室が離れのタイプや、コテージ作り、1泊1組などが過ごしやすかったです。食事は、部屋食・個室があるところを選びました。赤ちゃんが寝てしまっても布団で寝かせ、パパママはゆっくり食事もできます。客室露天風呂や、貸切家族風呂があるお宿を選びました。やっぱり1番いいのは、お部屋に温泉が付いているところ。
貸切家族風呂の場合は、空いていれば入れる場合や、予約制など時間に融通が利かないため、赤ちゃんの寝る時間がズレたり急いで入る事になったりしました。お部屋に温泉が付いているお宿は、赤ちゃんが寝てからでもゆっくり入れる事や、お昼寝中、早朝でも気にせず入ることができ、赤ちゃんが泣けばすぐ行けるのでゆったり入る事ができ、リラックスできます。
赤ちゃんも温泉に入る場合は、温泉の温度調節を出来る所が安心です。私が泊まったお宿は、貸切風呂も露天風呂でも温泉の温度調節があったので、熱めの温泉でも、赤ちゃんに合わせた温度にしてから安心して一緒に入る事が出来ました。
まとめ
赤ちゃんとの家族旅行は、皆が楽しくリラックス出来る旅行になるように、赤ちゃんとママの体調、生活スタイル優先でスケジュールを立てましょう。ママが癒されると、赤ちゃんにも伝わり笑顔になります。しっかり計画を立て、素敵な家族旅行にしましょう。
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