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妊婦が気をつけたいリステリア菌による食中毒

公開日: 更新日:

妊娠していても、していなくても食中毒にはかかりたくありませんよね。でも、特に妊娠中には気をつけなければいけないのが、リステリア菌による食中毒です。

妊娠中は、一般の人よりも、抵抗力が弱くなるので、リステリア菌に感染しやすくなります。また、妊婦さんが感染すると胎児にも悪い影響を与えてしまうので注意が必要なのです。

このリステリア菌は塩分にも強いため、冷蔵庫でも増殖するという厄介な菌です。そのため、リステリア菌に感染しないための正しい対策が必要になってくるのです。

そこで今回はリステリア菌に感染しないための予防対策をご紹介します。


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リステリア菌とは

リステリアとは主に河川水や動物の腸管内に広く分布している細菌です。主に、ナチュラルチーズ、生ハム、スモークサーモンなどの食品を介して感染する食中毒です。特に抵抗力の弱い妊婦、新生児、高齢の方が感染しやすいとされています。

国内では菌数は少ないですが、欧米ではリステリアによる集団食中毒が発生しています。

リステリア菌による食中毒の原因

リステリア菌による、食中毒の原因には主に生肉、生野菜、魚介類、乳製品などがあります。

また、リステリア菌は他の食中毒同様に加熱により死滅しますが、4℃以下の低温で増殖するのが特徴です。健康な成人であれば非常に多くのリステリアを摂取しなければ発症しません。発症したとしても、軽症や症状が出ず自然に治ります。

症状には個人差がありますが、悪寒、発熱、筋肉痛など風邪やインフルエンザに似た症状、敗血症や髄膜炎などを引き起こす事があります。そして、妊婦の場合は少しのリステリアでも発症し、胎盤や胎児へ感染し流産、産後新生児に影響が出る危険性があります。

リステリアによる食中毒を防ぐために気をつけること

リステリア食中毒の主な原因の例としては、生ハムなどの食肉加工品、ナチュラルチーズなどの加熱をせずに製造されるもの、スモークサーモンなどの魚介類加工品があります。

リステリアは、冷蔵庫でも増えるので消費期限に関わらず開封後は、早めに食べるようにしましょう。食べる前には十分に加熱し、生野菜などはよく洗ってから食べるようするといいです。また、冷蔵室は扉の開閉で温度が高くなるので、保存する場合は冷凍庫にしたほうがいいです。なぜなら、リステリアは低温であるほど増殖しないからです。

食肉加工品では、ソーセージやハムなどもありますが基本的に加熱調理して食べるのであれば問題ないでしょう。加熱していないナチュラルチーズは、リステリア菌による食中毒の恐れがあるのでそのまま食べるのは避けたほうがいいです。海外からの輸入品からリステリア菌が検出されたものもあるので注意が必要です。

チーズが食べたい場合はプロセスチーズがおすすめで。ナチュラルチーズと違って、加熱をし殺菌しているので、そのまま食べても安心です。ただし、妊娠中は塩分を取りすぎてしまう場合があるので、食べすぎには注意しましょう。

牛乳は本当に危険か?

よく牛乳にはリステリア菌がいるので、「危険だから飲んではダメ」という方かおられますが、これには誤解がありまして、市販で販売されている普通の牛乳であれば飲んでも、リステリア菌の心配はないので問題ありません。危険なのは牧場などのしぼりたてや、非加熱の牛乳です。これらは殺菌されていないので飲むのは避けましょう。

牛乳を飲むときは市販されている商品を購入しましょう。

まとめ

妊娠中は特に気を付けたいので、リステリア菌がいる危険性のある食べ物は、食べない事が問題ないようであれば控えておいた方が安心したマタニティライフを送る事ができるのではないでしょうか。

私は、普段よりお寿司が大好きなので妊娠してから医師にリステリア菌のことで確認をしました。医師より言われたのは、「生肉、貝類、生の青魚は控えるように」ということでした。なので、生ハムも食べる機会がありましたが避けました。

妊娠中の不安は、一つ一つ解消していくことが穏やかな気持ちで過ごせる要因でもあります。

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