11Aug
日頃から、家族や友人、職場の付き合いなどから外食やお茶をする機会が多くあると思います。自宅では食べれない料理や、お店の雰囲気にとても楽しい時間を過ごすことが出来ます。
しかし、妊娠すると今までのようにどこでも、何でも食べれる訳ではありません。赤ちゃんを守るため、妊娠中のトラブルを避ける為にも気をつけなければならないことはたくさんあります。そこで今回は、外食するときにこれだけは特に気をつけた方がいいことをご紹介します。
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塩分摂取量に気をつけて
最近は、マクロビ料理や野菜沢山の健康思考のお店もありますが比較的外食は、高カロリー・高塩分です。妊娠中の1日の塩分摂取量は、7、5gとなっています。塩分を多く取りすぎる事で、妊娠高血圧症候群になる危険性もあり、むくみにも繋がります。スパイスなどで香りを利かせた食べ物なら塩分が少なくても満足感が得られます。
禁煙席でもたばこの煙には注意
外食の際に特に気を付けなければいけないのが、たばこです。
今は、禁煙席と喫煙席に分かれていたり、昼間は禁煙にしてるお店もありますが、それでもたばこの煙が禁煙席の方までくる事もあります。自分が吸っていなくても、たばこの煙を吸うことを受動喫煙といいます。
実際に経験された方も多いと思いますが、禁煙席といってもお店によっては喫煙席と少ししか離れていない所もあります。つわりでにおいに敏感なっている場合は気持ち悪くなる可能性もあるので、妊娠中はなるべく避けた方がいいです。
たばこの先から出る煙の副流煙は、有害物質が多く含まれているので、特に妊娠中は、赤ちゃんにも影響があるので注意が必要です。
また、たばこに含まれるニコチンは、血管を収縮させる作用があるため、お母さんの血流が悪くなり、酸素や栄養が十分に赤ちゃんに届かなくなるため発達遅延や、出生体重が35~90g減ったり、早産や流産の危険性もあります。
妊娠初期の、赤ちゃんの様々な器官や脳が形成される時期は特に注意しましょう。赤ちゃんだけではなく、ママ自身の健康にも影響するので気をつけましょう。
リスクを避けるなら禁酒で
雰囲気のいいレストランなどに行くと、どうしても飲みたくなるのがアルコールですが、このアルコール類も多くとりすぎると赤ちゃんに影響を及ぼす恐れがあります。しかしどの程度の量で赤ちゃんに影響があるかはわかりませんので、リスクを避けるためも禁酒したほうがいいでしょう。
また、料理に使う料理酒にも気をつけてください。加熱すればアルコールは蒸発するのでお腹の赤ちゃんに影響することはないですが、そうでない場合は、注意が必要です。
食べ過ぎに注意
外食は楽だし、おいしいからという理由で、外食中心の生活になってしますと、太りすぎてしまう場合があります。太りすぎてしまうとお腹の赤ちゃんも太ってしまいます。
また、太りすぎてしまうと、妊娠高血圧症候群といって、血圧が高くなりすぎることで、出産のときに脳出血になる危険性があります。
他にも、妊娠糖尿病といって、ママが高血糖になることで、赤ちゃんも高血糖になるのですが、これによって、発達が遅れたりする可能性もあります。なにより、太りすぎると難産を招く恐れもあり、出産時に影響を与えてしまう場合もあります。太りすぎには十分注意してください。妊娠中の体重管理は非常に大事なのです。
栄養バランスが大切
妊娠中には、栄養バランスが大切です。外食だと、ついつい自分が食べたい物ばかりを頼みがちですが、お肉を頼む時は脂身の多い部位ではなく、鉄分の多い赤身の部位を頼むと良いでしょう。
また、カフェインには鉄分の吸収が悪くなる作用があるので、食べ合わせにも注意が必要です。カフェインには、流産、早産、低出生体重児の原因にもなりますのでとり過ぎには気をつけましょう。
まとめ
どうしても、外食は高カロリーなので、野菜を多くとる、丼物にはご飯の量が多くなっているため少量残す事や、ラーメンなどのスープは塩分もカロリーも高いので飲むのを控える、ソース・ドレッシングも思いのほか塩分が多く入っています。むくみの原因にもなりますので、少量にしておきましょう。
妊娠中は、ストレスが溜まってしまうので、外食でストレス発散される方も多いはず。外食でも、バランスの良い食事を意識して、楽しい妊婦生活を送りましょう。
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