20Aug
妊娠すると今まで知らなかったこと、初めて聞く言葉などが出てくると思います。帯祝いもその1つではないでしょうか。日本には、妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に腹帯をした妊婦さんが、安産祈願のお参りをする風習があります。
戌の日の事事態、妊娠するまで知らなかった方も少なくないと思います。そんな方のために、「戌の日の安産祈願はいつ何をするのか?」などを、私の体験を交えてご紹介します。
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帯祝いとは
帯祝いのとは、お産の軽い犬にあやかり、お産の無事を祝い、戌の日に安産祈願をするという日本の風習です。帯祝いは、赤ちゃんができて始めてのお祝いごとになります。
帯祝いはいつするの?
俗に犬は安産と信じられ、妊婦が妊娠五ヶ月目の戌の日に岩田帯を締める習慣があるそうです。妊娠5ヶ月は、流産の危険性が少なくなって安定期に入った時期。戌の日は暦上で犬にあたる日のことです。戌は十二支の第11番目で、12日に一度めぐってくる日です。
病院によっては、5ヶ月に入った頃、戌の日の説明とその月の戌の日に当たる日、神社などを紹介してくれるところもあります。
安産祈願はどこでする?
安産祈願は、多くの神社仏閣で受け付けており、戌の日でなくても祈願してくれるところもあります。
また、戌の日と休日が重なっている時は特に同じ安産祈願の妊婦さんで混雑して、待ち時間も長くなる神社もあります。その日に行くのであれば、長時間待つ為の準備をしていくといいですね。有名な神社では、待つ方用に椅子の準備がしてあるところもあります。予約なしでもしてくれる神社もありますが電話で確認しておくと安心です。
戌の日の安産祈願・帯祝いは何をする?
昔はお祝い膳を囲むなどあらたまった儀式もあったそうでが、今は一般的に、妊婦さんのお腹に帯を巻いて神社でお祓いをしてもらいます。この、帯祝いの帯とは、岩田帯と呼ばれ紅白の絹の帯を妊婦の実家が奉書で包んで贈るのが正式です。
神社でも岩田帯を購入することも出来ますが、小さな神社では売っていない事もあるのでインターネットまたは電話で確認しましょう。最近の腹帯は、さらしではなくガードルタイプや、コルセット、ベルトタイプのように着脱しやすく伸縮性のあるものを購入する方が多いと思いますが、神社によってはさらしでなくてはお祓いしてもらえないところもあるので注意が必要です。
神社で祈願の際、初穂料が必要となりますので前持って確認し、当日忘れないよう準備をしておきましょう。大体の相場は、5千円~1万円です。
切迫早産などにより入院している方、つわりが酷く体調が優れず外出できない方、仕事が忙しくて行けない方の為に、代理を受け付けているところもありますが、全ての神社ではないので、こちらも確認しましょう。
帯祝いは必ずするの?
必ず戌の日にはしないといけない訳ではありません。夫婦や双方の両親と行く場合や夫婦だけで行く方もいます。中には、夫婦で簡単に安産祈願のお参りだけで済ませる方もいます。
しかし、昔からの風習なので妊娠5ヶ月になると、実母や義実家から戌の日について、「いつ行こうか?」と話が出るかもしれませんね。私の友人は、実母が神社へ行き腹帯をお祓いしてもらった物を送ってもらった人や、帯祝い自体しなかった人、1人目はしたが2人目はしなかったなど様々です。中には、体調や季節によって行かない方もいました。
私の帯祝い
私は看護師から説明をされて、県外の元々初詣へ行く神社へお願いしました。前もって戌の日に神社に予約をし、マタニティガードル・マタニティベルトを購入したのでそちらをお祓い出来るか、また祈願料なども合わせて確認しました。
さらしでなくても、購入したものでもお祓いしていただけるとのことだったので、未使用・新品のマタニティガードル等持って行きました。その日祈願していただくのは、私達一組だけで時間は、15分程度で終わりました。
上記でも書きましたが、神社によっては待ち時間が長くなる場合もあるので、そのための準備をしていくことをおすすめします。
まとめ
帯祝いは、する人もしない人もいますが、妊娠中は不安になることも多々あります。そんなときに、出産の無事を祈りお祝いすることで、気持ちが少し楽になります。なにより、私はして良かったと思っています。
迷っておられるかたは、形式にとらわれず正式にしなくても家族に心から祝ってもらうだけでもずいぶん心が楽になると思いますよ。
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