25Sep
妊娠8ヶ月になると、生きていくために必要な心臓や腎臓の器官はほぼ完成し、脳や中枢神経がほぼ完成します。
お腹の中で羊水を飲み込み呼吸をする練習を始め、聴覚もほぼ完成しているのでママやパパの声を聞いています。
手足の動きが活発になり、ママの骨盤に頭を入れて頭位の姿勢になる赤ちゃんがほとんどです。
まだまだと思っていた出産も、妊娠後期に入りお腹の大きさも大きくなり現実味を帯びてきます。
それでは、妊娠後期8〜10ヶ月にやっておくことをご紹介します。
目次
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お産に向けて体力作りをしよう
陣痛から出産までの時間は個人差があり、短くて数時間から長い人では、数日かかることも。
数時間しかかからなくても、出産には今まであまり使っていなかった筋肉を使い、慣れない姿勢を取るため、体力を消耗します。
長丁場になった際には、分娩時の体力がなくなってしまいスムーズにいかない事も。
そのため、出産にむけて必要な体力、筋力、柔軟性を身につけましょう。
分娩台での出産は、ずっと足を開いていなければいけないので、股関節をやわらかくするストレッチがおすすめです。
入院準備をしよう
いつ入院になってもいいように、入院準備を揃えます。
産院によって入院準備リストは異なりますが、産褥ショーツや、パジャマ、ナプキンなど準備されているところもあるので、事前に確認しておきましょう。
大体の産院が、母親学級など出産前に入院準備リストを教えてくれます。
また、入院時必ず必要な、母子手帳、健康保険証、診察券、印鑑、病院からの必要書類、最低限のタクシー片道分のお金は別にすぐ出せる様にしましょう。
私の産院では、産褥パット、清浄綿のみ支給でパジャマ、コップ、箸、水筒、産褥ショーツ、授乳ブラ、洗面セット、スキンケアセット、スリッパやタオルなどを準備しました。
友人よりナプキンも準備しておいたが良いと聞いていたので、ナプキンを準備しました。
産院で支給された産褥パットだけでは足りなかったのでナプキンを準備しておくといいかも。
悪露の量は個人差もあるため、足りずに病院で高い物を購入するハメに。
先輩ママに聞いておくと安心です。
とりあえず必要な物を準備して、足りない物や退院時のママと赤ちゃんの服は後で家族に届けてもらいましょう。
また、緊急手術になった場合、爪の色は大事な情報となります。
なので、早めにネイルオフしておきましょう。
爪を清潔に赤ちゃんを傷付けないように短めに切っておきましょう。
手続きの確認をしよう
住んでいる地域の助成金や、手当て、職場への必要書類や手続き、手当てについてパートナーや職場と最終確認を。産後の手続きは、授乳や赤ちゃんの世話に時間を取られ、睡眠不足な日々なのでパパにお願いするようになります。
手続きや、申請する時の書類や確認など面倒な事は生まれる前にパートナーと確認をして、やってもらうようお願いをしておきましょう。
赤ちゃんを迎える最終チェックをしよう
赤ちゃんをいつ迎えてもいいように、家の掃除をし、赤ちゃんが生活するスペースの環境作りをしましょう。
ベビースペースには、明るいけど直射日光が当たらない、エアコンの風が直接当たらない、テレビやパソコンから離れている場所にしましょう。
また、家事をしていても目が届きやすいと安心して産後家事が出来ます。
赤ちゃんは、自分でよける事ができないので、上から物が落ちて来るような場所、赤ちゃんが転落する恐れがないよう注意しましょう。
出産の流れを確認しよう
いよいよ出産に近付き、「どう始まるのか?」とても不安になりますよね。
始まり、流れなどを確認しておくと少し安心出来ます。
破水した時、おしるしがあった時など始まりは人それぞれで違います。
それらの症状の際、産院に連絡するなどほとんどの病院が母親学級で説明を受けます。
破水した際は、細菌感染を防ぐため入浴は禁止となります。
また、尿漏れか破水か分からず悩んだ際は病院へ連絡し、必要なら診察を。内診や検査薬で破水の有無を確認出来ます。
始めは生理痛の様な痛みから始まり、痛みがある時間と無い時間が交互に来る場合は陣痛かもしれません。
本格的な陣痛か分からない時もあるので、陣痛間隔をはかるアプリをインストールしておくと毎回時間を計らなくても、記録出来るのでおすすめです。
痛みの無い時間の長さが不規則な時や、痛みがなくなってしまった時の前駆陣痛の判断にもなります。
お腹の張りや痛みが規則的で、1時間に6回以上、または10分間隔になったら本格的な陣痛の始まりかもしれません。
どんな始まりであれ、病院へ行く手段を決めて急な入院にも対応出来るようにします。
参照記事:初産で不安だった私の出産体験談!
スムーズな授乳ができるように準備をしよう
産後スムーズな授乳が出来る様に今から準備をしておきましょう。母乳には、赤ちゃんに必要な栄養や、病気から守る免疫物質が沢山含まれています。
実際に経験してないと授乳に関して分からない事が多いと思いますが、意外に授乳が大変だったり、すぐ出ると思っていた母乳が出なかったりと思ってもみなかった悩みが出てきます。ちなみに勘違いしがちな、乳房の大きさと母乳の分泌は無関係です。産後すぐ母乳が出なくても、繰り返し乳頭を吸わせる事が大事です。また、乳頭がへこんでいる場合もケア次第で赤ちゃんに吸わせる事が出来ます。
マタニティ下着
乳腺の発達を邪魔しないマタニティ下着を身につけましょう。胸を圧迫すると乳線に負担がかかるため正しい下着選びが必要になってきます。
参照記事:マタニティブラとショーツはいつから必要?私の選び方
乳頭マッサージ
ほとんどの産院で、助産師さんに乳頭ケアやマッサージ方法を習い、自宅で行う様に言われると思います。
これが思いのほか痛かったです。
助産師さんにやってもらった時本当に痛くて、「こんなに強くやるの〜?」と思っていましたが、産後赤ちゃんの吸引力に納得しました(笑)
産後のためにもしっかりやっておく事をおすすめします。
乳頭や乳輪マッサージの目的は、赤ちゃんが吸いやすいよう弾力のある乳腺に変え、乳管の出口を開けるためです。
1日に1〜2回清潔な手で行いましょう。
乳頭と子宮は連動しているため、乳頭を触ると子宮収縮します。お腹の張りがある時や、マッサージ中に張りを感じたらすぐに中止しましょう。
また、乳房を支える大胸筋や鎖骨、腕、肩、背中の筋肉を鍛え、上半身の血行の巡りを良くしましょう。
これにより、母乳の分泌が促されます。
産後は、授乳の慣れない姿勢で肩こりや、抱っこによる疲れも出るので産後にもエクササイズを続けると良いでしょう。
母乳育児を考えるなら、妊娠中から食生活を改善しましょう。
母乳の味や状態はママの血液そのものなので、穀物とたくさんの野菜を摂る食生活を意識しましょう。
水分補給はしっかりととり、糖分の多いジュースやカフェインの入った飲み物は避け、冷たい飲み物も控えめにしましょう。
マタニティフォトを撮ろう
最近は、パートナーと一緒にマタニティフォトをプロのカメラマンに撮ってもらう人や、自宅で友人や、パートナーに撮ってもらう人など、お腹の大きい頃を写真に特別な形で残しておきたいと思う方が多いです。
今の時期に思い出として撮っておくといいですね。
赤ちゃんが着る服に水通しをしよう
天気がいい日に、赤ちゃんが着る肌着やウェアの水通しをしておきましょう。
洗剤を使わなくても、水だけでも大丈夫です。
洗濯機を使って一気に洗っても大丈夫ですよ。
1度洗うと、布や肌触りがやわらかくなり、着やせやすくなります。
ママの最終準備も忘れなくやりましょう。
まとめ
以上が妊娠後期にやっておくことでした。
出産直前で焦らないためにも早めからの準備をおすすめします。
「出産までまだ時間あるから大丈夫」と思っていても、あっという間に時間は過ぎていきます。
早めに準備をし、流れを一通り確認することで心にも余裕ができます。
心に余裕を持ち、ゆったりとした気持ちで出産を迎えられるようにしましょう。
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