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妊娠中のジェルネイルは大丈夫?胎児への影響は?

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今はほとんどの女性が、ネイルやジェルネイルをサロンで好きなデザインを選びやってもらったり、自宅で気軽に楽しんでる方も多いのではないでしょうか。

今やネイルは、ファッションの一部となっています。

職業柄手のネイルは出来なくても、フットネイルを楽しまれてる方も多いはず。

ですが、妊娠してしまうと今までのようには気軽にジェルネイルを楽しむといったことが難しくなってきます。

なぜなら、妊娠中はにおいに敏感になり、今まではなんとも思っていなかったにおいも、不快に感じることがあるのです。

また、お腹の赤ちゃんに影響がありそうだからといった理由で控えておられる方も多いのではないでしょうか。

当然それらのことにも気をつけなければなりませんが、その他にも気を付けることは色々とあるので、今回はネイルをする上での注意点、赤ちゃんへの危険性、についてご紹介します。


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ネイルのにおいに注意

妊娠すると、匂いに敏感になり、炊飯器でご飯が炊ける匂いや、一部の食べ物の匂い、香水の匂いなど、今までは不快と感じる事のなかった匂いにも敏感になります。

つわりの時期ではさらに体調を悪化させる事にもなります。

参考記事:つわりはいつから?辛いときの軽減方法とその原因

ネイルやジェルネイルカラーの匂いは独特な香りがします。

また、除光液やアセトンなども、強い匂いで使った時には部屋中その匂いに包まれる事も。

妊娠初期は特につわりが多い時期で、匂いに敏感になりがちです。

ネイルをしてもらっている時に、それらの匂いによりつわりを助長し、気分が悪くなったり頭痛を起こす事もあるので注意が必要です。

妊娠中期以降には、体調の確認のために検診時に、爪を見る事もあるようです。

病院から、ネイルを控えるよう指導する病院もあります。

ギリギリまで楽しみたい方は、フットネイルに切り替えて楽しむ事もおすすめです。

赤ちゃんへの影響

日本ではありませんが、アメリカの研究ではマニキュアなどに含まれる成分、フタル酸ジブチルが胎児に影響を及ぼす事があるといわれています。

特に赤ちゃんの器官形成の時期に影響を与えると発表しています。

しかし、これは動物実験のレベルであるということ。

また、職業上妊娠初期にジェルネイルに含まれる有機溶剤にさらされていると、障害がある赤ちゃんが生まれる確立が上がるという発表がありました。

皮膚からの吸収だけではなく、吸い込んだ事により肺からも吸収し影響を与えています。

しかし、危険となる量や時間については書かれていないのが事実です。

少なからずこのような発表がされていますので、「絶対大丈夫」ということはありませんが、日本の産婦人科医のほとんどはネイルに対しての危険性はないと言っています。

また、日本で売られているマタニティ雑誌にも微量に吸収される量で、赤ちゃんや妊娠経過に影響することはないと書いてあるものもありました。

あくまで、「微量」という表現で、具体的な量については触れられていません。

難しいところではありますが、これらの情報から心配であればやらない方が良いでしょう。

ですが、本当にお腹の赤ちゃんが障害を持つような程危険な事ならば、絶対禁忌で母子手帳にも記載されるはずです。

安心してジェルネイルをやるためには、医師に確認するといいでしょう。

ネイルサロンでの注意点

ネイルをサロンでしてもらう場合には、匂いに敏感になっているため、ジェルカラーの匂いなどで気分が悪くなった時にはすぐに中断してもらい、換気をお願いしましょう。

事前に妊娠中であることを伝えておくと安心して行けます。

また、担当のネイリストさんだと事情を話しやすいかもしれませんね。

ジェルネイルに含まれる有機溶剤の使用を抑えた物もあるので、お願いして確認するといいでしょう。

また、妊娠中は皮膚も敏感になっていますので、今まで大丈夫だったネイルでも皮膚トラブルを起こす可能性もあります。

爪に負担がかからないもの、アセトンフリーの爪に優しい除光液もあるので確認しましょう。

ネイルのデザインによっては、1時間以上時間を要することもあります。

同じ姿勢でいる事が大変でむくみの原因にもなります。

参考記事:妊娠後期のむくみの原因と私が実践した解消法

凝ったデザインよりも、妊娠中はシンプルなものを選ぶといいかもしれません。

妊娠後期になると、突然の出血や破水により思っていた時期よりも入院が早くなる事もあります。

参考記事:妊娠中の出血の原因と症状、 真っ赤な鮮血 に注意!

その中でも、緊急を要することもあるので、後期に入る前には簡単に落とせるネイルを楽しむのもいいかもしれません。

また、美容室併設ネイルサロンに行かれる場合は、カラーリングや白髪染め、パーマなどには強めの薬剤を使っていることもあるので、美容師さんに事前に確認し、可能であれば低刺激の薬剤を使ってもらいましょう。

その他にもワックスやヘアスプレーにもにおいの強いものがあるので、注意したほうがいいでしょう。

先ほども話した通り、特に妊娠初期はにおいに敏感なので、ネイル同様つわりで気分が悪くなることもあるので気をつけてください。

サロンに行かれる場合は、マスクを着用して行かれることをおすすめします。

まとめ

色々と妊娠中のネイルの危険性について書きましたが、私はどうしたかというと、自宅でセルフジェルネイルをして楽しみました。

妊娠中でも、おしゃれはしたいですよね。

自宅でのネイルは、自分の体調に合わせて途中で休憩を挟んだり、トイレに行く事もでき、気をつかうことなく気楽に行えるのでおすすめです。

急な体調不良で、予約していたサロンをキャンセルするという心配もないし、同じ姿勢で疲れるといった心配もありません。

でも、「赤ちゃんに影響あるかな?」とか、「自分の身体は大丈夫かな?」とか、そういう不安を抱えながらジェルネイルをすると、どこか罪悪感を持つことになり、そのことがストレスに繋がり、結果、自分にもお腹の赤ちゃんにもよくない影響を与えてしまいます。

胎教の記事でも書きましたが、ママのいい環境は赤ちゃんにとってもいい環境なのです。

気持ちよく出産を迎えるためにも、少しでも不安があるのならやめたほうがいいと思います。

第一に自分と赤ちゃんのことを考えた方がいいからです。

参照記事:胎教はいつから何をする?音楽の効果はあるの?

それでも、ネイルをしたい方は担当の医師に相談してからのほうが安心だと思います。

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